「それは夢だ……
幻だよ」
「判ってる」
「夢はいつか醒めるものだよ
いい夢も…… 悪い夢も……
そしてその後には現実が待っている」
「お前の夢は醒めてしまったのか?」
─────────
「いくぞ」
[Part10より引用]
まさかの復刊。おまけに未収録の3話が追加。……と言っても結局未完なのだけど。
手元にオリジナルがないから何処が改訂されたのか分からない…… しかし次々と復刊されるというのは、この人が随分評価されてきたってことなのかな。 いっそのこと KAGAMI とか古めのものをまとめて出してくれたら嬉しいのだけど。
効果なし!
むしろ自爆!
墓穴で自爆、手間要らず!
[人喰い──(人喰い)より引用]
今回は主人公がやたらアクティブ。今までに無かった大量の感情描写なんかが出てきたりする。 読んでる途中でこのままシリーズ終わるんじゃないかと思ってしまった。
最初の回想だけだけど、葵井巫女子が再登場。やはりあのキャラクタは便利だ。 逆に今回の助教授の印象の薄いことと言ったら。 紫木一姫(伏せ)、春日井春日がメイド服、闇口崩子に遂に出番が、 最後の看護婦に名前、派手な伏線まであって厚い。……というか伏線の固まりみたいな巻。
ところで「乾いた血の夜」って何だ……
自分も「乾いた血の夜」、訳がわからなくて検索かけてから気づいたんですけど<br>かわいたちのよる→かまいたちの夜<br>じゃないですか?
かまいたちの夜 の言葉遊びじゃにーすかね?