k-of で聞いて来ました。
概略だけで細かい実装の話は無かったけれど、まあ細かい所は "Practical File System Design with the Be File System" を読めばいいのかな。講演者も持ってきてましたし。
ファイルシステムとは何か、から始まって BFS の機能概要、OpenBFS での改善点なんかの トピックをわかりやすく説明していました。通訳してくれたけれど、私でもなんとか 分かる英語だったのがありがたい……。
話の中で興味深かったのは 「BeOS には最初本当にデータベースを使ったファイルシステムがあった。 しかし、パフォーマンス等の問題でそれを捨ててBFSを作った。」というあたりでしょうか。 ユーザランドで動いているDBサーバとやりとりしていて遅かったそうです。 「Microsoft は 10年前にBeがやった事を今からやろうとしている。 WinFS が使いものになるまでには時間がかかるだろう」とも。
ところで、データベース上に構築されたファイルシステムとしては、 Oracle IFS の事を聞いた事があるくらいなのですが(MS-SQL にもある?)、 パフォーマンスとかどうなんでしょうね?
Linux から BFS 使えないかなぁと言う話をしていたら教えてもらったのでメモ。
BlueEyedOS is based on a Linux kernel (not on a distribution) and a basic XFree86 (XWindow system). With these 2 components, we have already the "equivalent" of the BeOS kernel and accelerated OpenGL.
[Project :: Planning and buildingより引用]
だそうです。ファイルシステムどうするんかなと思ったら
The first idea was to abstract the idea of FileSystem and only send queries to a server which will manage the indexes, by using global index tables and file resources (implemented by .rsrc or .info files...). But now we are focusing on using ReiserFS and/or XFS extended features.
[FAQ; How do you think to go through the limitations of current Linux filesystems?より引用]
とのこと。……XFSにそういう機能あったっけ? 今度調べてみよう。
しかし、このへんの拡張機能を使ったとしても、 検索インデックスを(ファイルシステム内に)持てないのは大きな欠点になると思うが。
てっきりRO由来だと思っていたらそんなことはないらしい。 しかも英語として変だなと思い込んでいたら、これで正しいらしい。 全然知らんかった……
ついでに インスタント メッセージの頭字語と省略語 と言うページを発見。 それにしても…………
BTDTGTTSAWIO = been there, done that, got the t-shirt, and wore it out (やというほど何度も経験済みです)
こんなん分かるか!
いろんな所から。