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TPRG: 迷走メモ書き

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2005-12-12

_ [misc] 帰ってきました

ノートPCが壊れたり色々ありましたが、ともあれ帰ってきました。 すこしあとで追記(またかよ)。


2005-12-18

_ [misc] 雪が

10cm 超えてますね。明日朝歩くのが楽しみだ。

寒さのせいか体調を崩してちょっとダウン、 でも研究会原稿が終わらんので無理矢理復活。 サッカー見に行った方々は大丈夫だろうか……

_ [comp] web thumbnailer with mozilla

Mozilla を使って web のサムネイルイメージを取るアプリを作……りかけてみました。ソースはSVN or ViewCVSから。

WebnailWebScanみたいなものです。 ……ものです、は良いんですが、自分はこの2つ動いているところを見ていません。いや動かなかったから作ったとも言うかも。 他にも khtml2png を動かしてみたら、SEGV で落ちて使えなくて、mozilla 版の html2jpg を見つけたけれど、余りにごり押しだったのでちょっとなあと思って 結局作ってみた次第。

まだ web UI はありません。以下みたいにするとスナップショットが取れます。

http://sugi.nemui.org/mozshot/shot?http://www.debian.org/

作ってみて良かったことは

  • Rinda を試せた
  • gtkmozembed にさわれた(でもAPIの少なさに泣けた)
  • ruby-GTK2 さわれた (と言っても mozembed だけだけど)

事かな。

作ったは良いけど

いろんな物の合間にちまちまやっているうちに、そもそも何でサムネイラが欲しかったのかを忘れてしまった……とほほ。

パラメータどうやって渡そうかな

REST がどうこうという訳ではないのだけど、 単にエンコードするのもいまいちな気がして、 今こんな URI でサイズを調整できるようになってる。 うーんどっちにしろイマイチか。

http://sugi.nemui.org/mozshot/shot/800x600-400x300?http://www.debian.org/

追記: この方法駄目だ。最初は Query の ? が二つ出現してもこれならいけるなーとか思っていたけど、+ なんかの事を忘れてた。やっぱり素直にエンコードして、サイズも普通に渡すか。

_ [misc] 雪が!

これは凄い。57年ぶりだそうだ。名古屋でこんなのが見られるとは思わなかったなー。ちなみに午前6時半くらいの状態。

おかげでやる気が出ました。 他の人にはめちゃくちゃ迷惑そうだけど。


2005-12-25

_ [misc] メリークリスマス :D

お誕生日おめでとう。

_ [misc] どうでも良いけど

Joel on Sotware

長っ!!

_ [book] コンピュータが子供たちをダメにする

もの凄く久しぶりに本のエントリ。

クリスフォードストールについて「カッコーはコンピュータに卵を産む」で クラッカーとの攻防を繰り広げたと言う事しか知らなかったなのだけど、 こんなのを書いていると言う話を、つい最近某所の関連から知って読んでみました。

システムデザイナーはみな、イェール大学コンピュータ科学部教授デビッド・ジェランターの次の命題を復唱すべきだ−−テクノロジーが果たすべきもっとも重要な義務は、人間の邪魔にならないことである。機会は人間の生活を楽にするものであるべきだ。無用な機能や拙い設計は、テクノロジーをはた迷惑なうぬぼれ屋にするが、人を助けるものにはしない。

[13章: 醜いコンピュータより引用]

邦題はかなりダメな感じですが、原題もまた "High-Tech Heretic: Why Computers Don't Belong in the Classroom and Other Reflections by a Computer Contrarian (ハイテク異端者: あるコンピュータ批判者によるコンピュータが教室にあるべきでない理由及びその他の考察 *1 )" と、かなりニュアンスが取りにくのでこれは仕方ないかな。 この堅いタイトルもユーモアのようで、本文の文体はカッコーと同じく軽快で読みやすいです。 ってこんな堅いところばっかり引用しておいて言うのも何ですが。

学習とは情報を入手することではない。最大限の効率化を図ることでも、楽しむことでもない。学習とは人間の能力の発達を可能にすることだ。「楽しい」を勉強にすることは、僕らが人間としてなしうる、もっとも大切な二つのことを侮辱する。その二つとは、教えることと、学ぶことだ。

[2章: 楽しい楽しいお勉強 (引用にあたって括弧を追加している)より引用]

そして内容は原題通り、コンピュータを生活に、特に教育に持ち込むことの弊害について書かれています。 と言ってもコンピュータを撤廃しろとかいうことではなく、 大げさな誇張や夢物語に眩惑されずに、ちゃんと評価し考察しようと言う話。 主張自体に目新しいところはない(何せ1999年の本なので)のだけど、凄いのは調査の広範さ。 ニュース、コラム、論文、インタビュー、書籍その他から膨大だけどコンパクトな引用に 著者自身の体験も交えながら、これでもかというくらい懐疑論が展開されています。 しかし、それにもかかわらずあんまり重暗くならず読みやすいのが素晴らしい。

*1  訳のアドバイスありがとう



Tatsuki Sugiura <sugi@nemui.org>