ログを監視して、特定のアタックパターンを見付けたらアクションを起こす fail2ban と言うツールがあるんですが、これはディフォルトでは
iptables -I <fail2ban-targetchain> -s <banned-ip> -j DROP
みたいなコマンドラインを発行する。
アタック元が少ない場合はこれで問題ないのだけど、 パケットを突然叩き落とす様になるので 同時に多数のアドレスを遮断すると問題が起きる。
TCPスタック的には単にクライアントが応答しなくなったように見えるので、 タイムアウトまで待機する。 従って、短い時間に多数のクライアントから攻撃を受けた場合、 そのサーバの接続上限まで全てがタイムアウト待ちのコネクションで 埋めつくされる事になる。
これを防ぐには何とかして TCP をリセットするしかない。
"-j DROP" をやめて "-j REJECT --reject-with tcp-reset" にすると、 拒否された接続元には RST が飛んで即座に切れるが、サーバ側は分からないので やっぱり待ってしまう。
そこでさらに、サーバ側に届けば切れるようなパケットは通すようにしてみる。 具体的にはこんな感じ。
iptables -I <fail2ban-targetchain> 1 -s <banned-ip> -p tcp --tcp-flags RST,FIN NONE -j REJECT --reject-with tcp-reset
RST を受け取ったクライアントが RST+ACK を返す事を期待して 素通りする様にしている。 サーバには突然変な RST+ACK を受け取る事になるので、 何れにしろ TCP 接続は リセットされる。FIN が付いているのはおまけ。
やってみた所大体巧く言っているようだ。 TCP スタックまで弄っている様な物には対処できないけど、 そういうのはあまりなさそう。
結局のところ、単に誰かに責任を押しつけたいだけか? それはいつか酷くなって自分に返ってくるだろうに。 避ける手段があるとすればコミュニティ毎滅亡するくらいか。
ただ、流れとして今みたいになってしまっているのは空恐ろしい話だ。
公開してから殆どほったらかしのMozShot なのだけど、なんだか徐々に使ってくれている人もいるみたい。
……のは良いけれど、流石に何でも屋マシン1台が片手間で捌くには そろそろ限界かもしれん( webalizer, Requeset Stats )。 かといってマシン増やす気も余りないので、どうしたもんか。 でも一番問題なのは、残ってる課題が全然手に付かない事。
最初のは cron やら shell script で何とかなってしまっていて、 今書き直すだけの余裕がないし、後のはアイデアが足りない。
使ってくれているところ全部見たわけでもないけれど、 TM FACTORY が使って くれた時は嬉しかった。 (ポップアップなのが良いと言ってるんじゃないよ。)
行くと書き忘れてましたが、 1週間スリランカへ旅行していました。 今は寝たり休憩したりで一段落したところですが。
いやはや。楽しかった。 連れて行ってくれたSさんと、同行者の(やはり)Sさんに 心から感謝を。詳細は後で追記ー
先に小ネタから。
(有り難いことに訳して下さっている方がいる: Steve Jobs の公開書簡(仮訳) - maclalalaweblog )
そりゃFairPlayへの批判を交わす目的もあるだろうし、 DRMを解除する根拠として「沢山CD売ってるからいいだろ」 というのはいくら何でもどうかとは思うけれど。 (大体からして、音楽会社はCDにDRMを掛けようと必死に見える。 有り難いことに今の所成功してないけど。)
思惑がどうあれ、こういう文書がAppleからある程度のインパクトを持って出たと言うのは嬉しい。
どこから手繰ったのか忘れてしまった。
ここまでして、そんなに高くも無さそうな薬を売って儲かる物なんだろうか。 まあ問題は、周りに物凄く迷惑だと言う事ではあるのだけども。
日本で聴けるとは思ってなかった。これは行かねば。
有り難く行ってきました。
今年も目黒雅叙園。うーん。やっぱり会場としては向いてないと思うけどなー……。
それは兎も角、目的の羽生さんの講演は非常に興味深かったです。 (感想はあとで)
そして会場でthinkpadの電池尽きかけの時に、このサーバのapacheが (mozshotとも共用のせいで)死にかけている事に気付くも、 殆ど何も出来ず。
今から見てみると改めて凄いな。流石にこれを1台で捌くのは無理……。
どうしようも無いので (kotozute|yadochou|eq-img|iroguro|irojiro|afkey|x-tokio)\.com と fonq\.net を deny してあります(今は既に外してある様ですけども)。 必要なら自分ところで動かして下さい。どうぞよろしく。
死んでる間、ご迷惑をおかけしました。 > 方々
そして何より忙しい中、設定作業してくれたtach師に感謝します。
しかし、いい加減どうするか考えないとだめですな……。 自分にとっては既に目的を終えているので、 後は細々やっていきたいところではあるのだけど。
多目的サーバということで買ってしまったのだけど、 テストを兼ねて x86_64でインストールしようとして嵌まる。 CPU は Intel Xeon 3040 で普通に em64t のはず。
sarge の amd64 インストーラーだと起動してすぐ kernel panic。 swapper で落ちてるが私では全然分からん。 etch RC1 の方は最初の言語選択が出た途端に刺さる。 "video=vga16:off fb=false" でもだめ。mem= でメモリ絞っても駄目。 多分裏でpanicしてる? トレースを出す方法はあるんかな??
ひとまず断念。
レポートはあがってないな。 報告しておくべきか。しかし情報をどうやって取ったら良いのか分からないが……。
Wikiの追記とBTSにレポートした。
ともあれ、何故かキーが入力できないだけで panic はしていない。シリアル経由ではインストールできた。 インストール後に tty0-6 を有効にするとちゃんとキーが入る。 勿論dpkg-reconfigureでダイアログを表示したりしても動く。 謎だなぁ。
どうも内部的にはUSBで繋がってるようだ。Lo が付いてる時だけかも知れないけど。
参加してきました。本当に適当なメモだけ。
基本的に右の2冊の内容を踏まえた AMDD の紹介。
……なのだが、このぶっ放しというか、 コンテキストへの逆らいっぷりはある意味感嘆するべきものがある。
何れこういうのも消え行くのだろうな。 良いとも悪いとも思わない。
最終的には2冊読め! と言う。
動いた!
fog:~# uname -a Linux fog 2.6.18-3-amd64 #1 SMP Mon Dec 4 17:04:37 CET 2006 x86_64 GNU/Linux
でも他に色々やらないといけないので暫くほったらかし……
前の話には追記しときました。
CAPTCHAを出せ!! Hash Busterを無効化しろ!! 分散フィルタ網を構築して立ち上がれ!! ゾンビを見つけて反撃しろ!!
さあ夜はこれからだ!! お楽しみはこれからだ!!
ハリー!! ハリーハリー!! ハリーハリーハリー!!!
……ネタにツッコむのも無粋ではあるが、 氏曰く「奴隷と競争する物は奴隷になる」 との事なのでどうかなぁと。
まあしかし、単純な関係モデルの方が目的を見失わないのでやりやすいのは確かなのだよね。
FUSE で手軽に使えそうなやつを後で試すメモ。
安定性を求めるなら素直に OpenAFS(もしくは、ローカルなら GFS) を使うのが正解なんだろうけど。
夢を捨てきれない人のための本。
もしこのとびつきひめ読本を読んで「オレもゲーム作ゆ!」と1人でも思って頂けたのであれば、有り難き幸せ。
[CHAPTER 06 - あれこれより引用]
前半は攻略記事、後半はゲーム制作過程の紹介。 企画から始まってデータの加工、自作ツールの紹介、ゲームエンジンの話とプログラムTipsまで。物凄い詰め込み様に見合う駆け足で。
しかし……これを一人で作ったって言うのか。 ゲーム中の絵と音楽は他の人だけれど、描けない訳でもなさそうだ。 「絵素材の作業量を減らすため仕方なく3Dになった」と何度か 書いてあるけども、それにしたって凄まじい作業量。絵の加工はどっちに しろ必要で、幾つかムービーも作らねばならんし、 ツールプログラム書いてメインエンジン書いて、 何よりゲームのルール調節をして、 ポスターなんかのデザインやって販売して、 そしてこの本を書いておまけにもう1つゲーム作った、と。
うーん。凄まじい。
もう一つ信じがたいのはこの本の価格。192ページ全てフルカラーにマット加工のやっぱりフルカラーなカバー、中にCD-ROM付きで1800円って一体どうやったら可能なんだろうか。店が3割取るとしたら1260円。これで赤字を出さずにいけるとは想像出来ない……。
ちなみに、 ゲーム自体はこんな感じ。