_ [comp] SIGNULL (SIGZERO) - プロセスの存在を手軽に確認する
LockFile::Simple.pm の実装を見ていて知ったのだけど、
ある pid を持ったプロセスの存在を確認するのに0番のシグナルを
送るという方法があるみたい。zsh からも出来た。
sugi@tempest:~% kill -0 123
kill: kill 123 failed: そのようなプロセスはありません
/bin/kill も exitcode 1 で終わってくれる。へー。
しかしどの位ポータブルなんだろう。
検索かけても perl の話しか出て来なくてよく分からない。
proc ファイルシステムがある前提なら /proc/$pid
の存在をチェックした方が早そうな気もする。
追記
POSIXで規定されていることを教えてもらいました。
ShellScript 等では結構便利そう。
Moodle のお話。
締め切り寸前に思い出して行ってきました。
福山さんとか声をかければよかった……と後で後悔。
奥村先生
(途中から)
- Moodle の特徴
- 結構どのブラウザでもきれいに動く
- コミュニティ重視
- Tex が使える(mimeTex)
- 教育用の Xoops みたいなものです
- 自分の PC に入れてサービスをやってみた
- 社会心理学や教育心理学の先生が結構使ってくれた
- Xoops の代わりに使ってみたり
- 熊本の市民塾という所でも使われている
- サポート企業
- eLS(e-learning-service.co.jp) - 沖縄 秋山さんのところ
- mitstek.com - 吉田さん 翻訳とかはこの人が殆ど一人でやってる
- 63言語(エンコーディング毎の重複含む ja, ja_utf8)
- エンコーディングは EUC-JP/UTF-8 選択。内部コードも変わる
- 姓名の順序の問題 - 大変なので lastname=名 firstname=姓 と訳して取り合えず回避……
- fork したくないんだけど、上流開発者の人に問題を分かってもらうのは大変
- Moodle の認証
- 幅広く対応 - LDPA や PAM だけではなくて POPやIMAP にログインしてチェックも可能
- CAS も対応してるらしいよ。試してないけど
- 個人プロフィールの入力 - 個人情報保護法の問題が面倒
- 可視性
- 先生は他のコースが見えていいのか - 意見色々あって困る
- コース毎に専用パスワードが作れる
- JABEEE 対応楽。システム毎DVDに書いて保存しちゃえ
- センターで三重大学全学向けにはじめました
- どれだけ使ってもらえるかは不明
- 学外からのアクセスも OK
- (質問)インターフェースがわかりにくいんじゃない?
- 講習会とかやっています
- (質問)業者はどうするの?
- 小さい業者だけでは辛い
- 一式ハードウェアまで全部入れてくれる所が欲しいな
- ハード業者と手を結んで入札してもらおう
BlackBoard Japan 井上さん
- うちは BlackBoard も扱ってますが、有償の商品は嫌って言う人に Moodle をすすめてます
- なんで Moodle?
- eラーニングの需要は大きい
- 過去には自分で作ってみた - 大変なのでやめ
- WebCT と BlackBoard があった
- WebCT は名古屋大学がやってたけど BlackBoard はどうするの? って聞いたら自分でやるはめに
- 海外では普及してるのに日本では全然駄目だなぁ
- BlackBoard は 40 校くらいは入った
- フリーなものを探す
- その時色々使ってみた限りでは Moodle がよさそうだった
- シェアは混乱中
- 比較
- WebCT
- 教育工学をやっている先生の評価は高い
- コンピュータが専門じゃない人には辛い - 先進的な人向け/マニアック
- BlackBoard
- 機能的にはそんなに無いけど簡単に使える
- 使用者はあんまりスキル無くてもいい
- 段々値段があがってきた。売る方も辛い
- 商用システムは本格的にやろうとするとお金がかかる
- ライセンスフィーが!
- 改造出来ない or 改造を頼むと高くて時間かかる
- そこで Moodle
- WebCT ユーザの人が開発
- 一通りの事は出来る
- オープンソースだから何とか出来る……かも?
- ユーザコミュニティが発達
- 殆どブラウザを選ばない
- あとはMoodleの機能説明色々
- (質問)ビジネスはどういう風に?
- オープンソースを使ったベストエフォート的なサービスで何処まで出来るか色々試してみている
- 完璧を目指すと高い & 大変
- ソフトやライセンス売るんでなくて、サービスやサポートから対価を得る方法などを模索中
- ベンダと学校がお互い幸せになれるような
- (質問)ソースの公開は?
- GPLなら出さないとね
- sakai と API 互換とかいう動きもある
- そういうことをやりつつあんまりかち合わない様に
- (質問)CMS間でのコンテンツのやりとり
- とりあえず IMS
- メタデータを CMS 外部に集めるような仕組み(メタコンテンツレポジトリ?)を作っている所もあるよ
- CMS色々入れて、使う先生に選んでもらうところも
- (会場から)Moodle は WebCT のバックアップファイル読めますよ
会場から
- オライリーから "Using Moodle" という本が出てます(英語)
- (TICの人?) もうすぐ(?)日本語の Moodle の本出します
- Moodle とか Xoops とかソースぐちゃぐちゃになってきたけどどうしたもんか
- fork はやりたくないんだけど fork してしまう……
- 向こうは分からないんだから、こっちで頑張るしかないんだよ
- ちゃんとやって、提案出して upstream merge
- 大変
- ぐるーばるED(?) というソフトが実験的に使われている
ありゃりゃ、そんな面白そうなものがあったとわ(しかも名古屋で)<br>もうちょとイベント関係のアンテナはってないと駄目ですねぇ、、
0 番のシグナルは POSIX で規定されています。<br>If sig is 0 (the null signal), error checking is performed but no signal is actually sent. The null signal can be used to check the validity of pid.
ありがとうございます。なるほど、zero じゃなくて null で調べると出てきますね。
名古屋大学はWebCTからSakaiに移行しようとしているみたいですね〜。
どうなんでしょ。<br>WebCTとはまた別の目的で気軽に使ってもらえれば良いんじゃないかと思います。