また遅い話なうえに書きかけです。
内容については素晴らしい議事録 があがっているので、そちらを参照。
個人的にはyoheiさんの発表内で非表示でスキップされたスライドあたりに 興味があったのだけど。そこで紹介されていたプロトコルの話 ( Protocol independence )を後で読むためにメモ。
会場で思ったけれど、REST の概念は CoolURI や Web2.0 とごちゃ混ぜにされてしまってかなり曖昧になっている。 この辺の概念は大体同じような方向を向いているので、それほど問題はないのだけれど、だからこそわかりにくい。
と、思っていたら yoheiさんのblog で REST でよくある間違い と言う翻訳が公開されている。 RESTに興味のある人は必読と言っても良さそうだ。 これ読めば以下のコメントは読まなくても十分。
例えば REST と CoolURI は結構衝突する部分がある。
……と、ずっと会場で考えていて、ふとちゃんと書いてみようと思ったら全然まとまらない。そこで気づいたのだけど、"CoolURI" のちゃんとした定義が無いのだ。あれだけ会場では「CoolURI重要」とか言っていたっていうのに。唯一あるとすればクールなURIは変わらないくらいだが、これは単に不変なURIを設計する指針に過ぎない。CoolURIもどんどん拡大して見えなくなってきてると言うことかな。もしくは私が勝手に妄想していただけかも。ともあれそう言う"CoolURI"とRESTのギャップを書き出してみる。
REST | 一般に言われるCoolURI |
---|---|
リソースにURIを振る(概念/コンセプトに対するポインティング) | 綺麗な整理されたURIを「設計」する |
URI は単なる識別子であって、可読である必要はない (勿論可読でもいい) | 人間が読め、意味が推測でき、URIを人間が組み立てられる (例えば 2005年11月12日に撮った写真一覧の URI が /photo/2005/11/12 だとすると、最後を /13 にすれば次の日だろうとか、 /photo/2005/11 は月の一覧だとか) |
識別子(URI)間の関係を扱わず、識別子をクライアント側で組み立てるのは NG |
これは勝手に考えている事なのでRESTの範囲からは外れるかもしれないけど。
(後で追記する……いつだよ!)