ずっとほったらかしのサービス mozshot。 もうかなり長い間 I/O がボトルネックで過負荷のまま、 毎晩 nagios から「止まってるぞ」 警告を受け取る状態になったままだった。 この間遂に思い至って、キャッシュディレクトリを SSD に変えてみた。
仕組みの改善ではなくて力業なところが何ともはやだけど、 今ちょっと仕組みに手を付けている余裕はないので仕方ない。 あとはまあ、個人的に初の SSD なので、どこまで変わるのか見てみたい、 と言うのが大きなところ。
以下は繋げた状態での hdparm の比較。 元のディスク(cciss)は HP E200 に繋がっている raid5、 sda の方が SSD。
/dev/cciss/c0d0: Timing cached reads: 2020 MB in 2.00 seconds = 1009.15 MB/sec Timing buffered disk reads: 230 MB in 3.00 seconds = 76.67 MB/sec /dev/sda: Timing cached reads: 2044 MB in 2.00 seconds = 1021.35 MB/sec Timing buffered disk reads: 332 MB in 3.01 seconds = 110.18 MB/sec
hdparm で見るとそこまで変わっていない。
でも、実際の挙動は比べものにならない位に早い。 I/O ブロックに入るジョブが劇的に減り、top で見た時も iowait の割合は殆ど無くなった。
元々 Linux は I/O が詰まるとかなりどうしようもない状態になる。 本来は先に設定を弄ったり仕組みやを変えたりすべきなんだけども、 今や力業でここまで解決出来てしまう。 良い時代になったとも言えるし、落とし穴でもあるよな。と。
うが! ……なんてまとまりのない文章!