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TPRG: 迷走メモ書き

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2002-06-06

_ [prog] Practical Scheme

*Backtrace*経由。

コンパイラがやるべきことを人間がシミュレートするという慣行はただ広まっているというだけでなく、思考を型にはめる作用がある。 例えば、OOの世界では非常に良く「パターン」というのを耳にするだろう。 この「パターン」は多くの場合、(c)のケース、 すなわち人間コンパイラが実際に動作している証拠なんじゃないかと私は思う。 私が自分のプログラムにパターンを見付けたら、それはどこかがおかしいというサインだ。 プログラムの形は、それが解くべき問題のみを反映すべきだ。 その他の繰り返しがコード中に現れるということは、少なくとも私にとっては、 十分な抽象化を行っていないということを意味する。大抵の場合、それは マクロを書くべきコードを手で拡張して書いているということになる。
教授達は、読みやすく解りやすいコードを書くためにはどうしたらよいかと言う問題が 大いに考察される時代より前に学校を卒業してしまった。きっと、 BASICやら機械語やらにあまり幼いうちに晒されると、 脳に取り返しのつかない損傷を受けるのだ。彼等の言葉を読み解こうとする人々は、 今は亡き太古のマシンやコンパイラの亡霊と闘い続けなければならない。 彼等のプログラムは滅びたコンピュータ言語の古き地方の強いなまりに彩られている。

素敵。こんな所だけ引用しても仕方ないのだけど。

_ [url] Flash批判派のJakob Nielsen氏がMacromediaと契約、Flash推進へ

ずっと期待していた物が。これは買うことにしよう。しかし、3 から MX への upgrade は出来るものなんだろうかな……

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Tatsuki Sugiura <sugi@nemui.org>