娘々日記より孫引き。
書評自体はどうでもいいから置いておくとして、 地球平面委員会 は面白そうだ。とりあえず買うためのメモ。
……追記。
もう少し落ち着いていると思われる 本当に怖い話 -西尾維新著「戯言シリーズ」について- 辺りを読んでちょっと書こうと思ったが、 トップページから手繰れるコンテンツをちょっと見たら馬鹿らしくなったのでやめ。 いろいろおもしろいので暇な人はどうぞ。
まあしかし、(自分にとって)価値がない物をこき下ろす暇があったら 凄いと思う物を広めるなり作るなりする方に時間を使えというのは真だよね。
1曲目の聞き取り不能コーラス(呪文じゃなくて)だけ聴いて買ったら全体的には全然違った。 ミュージカルとラジオドラマを足した様な感じ(?)。自分にとっては新しい……。
オブジェクト指向やソフトウェア開発の分野で、最近「UML」という言葉がキーワードとしてもてはやされています。しかし、残念ながらこのキーワードは内容もよく知られないまま一人歩きしています。ここではUMLとは何かについて話をしたいと思います.
[序文より引用]
終えたのは結構前ですが。なかなか面白かった。 とにかく好きなタイプの文章だ。西尾維新とか川上稔とかが好きな人には合いそう (多分京極好きな人にも)。
文章そのものもさることながら、ゲーム中で使われている文字の効果が秀逸。 同じ文章を少しずつ変えながら並べたり、並列の発言や思考を位置を合わせて表現するのは 普通の書籍で使われるが、表示される文章の途中で巧くウェイトを入れたり (只のタイマだけではなく、キー待ちと使い分けたり)、 ページ切り替えを演出として使ったり *1 している。画面全体にオーバレイで文字を流せるシステムならではだけど、 地味な機能をここまで巧く活用するのは凄いと思う。
残念なところは、敵役がいまいちな所かなぁ。 背景説明や人づてに聞く話は凄いのに、実際に出てくるとあっさり死んで行く。 主人公の能力を考えると仕方無いのかもしれないけど、少し見せ場が欲しかった。 あと、エロシーンがしつっこいです。あまりのしつこさに飛ばしてしまった…… と思ったら実は重要な台詞が挟まれていて戻る羽目になったりとか。ぐわぁ。 なんかヒロインは脇役として出てくる時の方が良い感じなんですが。 翡翠シナリオの琥珀とか、アルクェイドシナリオのシエルとか、琥珀シナリオの秋葉とか。
そう言えば、至る所で長い長い長い長いと言われていたので警戒していたけど、 別にそんなに長くは感じなかったな……ごく普通の小説として読めます。
*1 何処かで火浦功が「実際に本になったときに何処にページの境目が出来るか予測できないから不便」と言う様な事を書いていたような気がする。京極夏彦みたいに組版まで全部自分でやれば別なのだろうけど。
存在は知っていたのだけれど、 実際に使っているところ を見てちょっと感動。
じつは、今の今まで月姫を敬遠してきたのですけども……sugiuraさんの感想を見て興味が湧きました。<br>いえ、どっちかというとシナリオそのものよりも演出方面について何ですが……機会があればやってみたいと思います。